第14回湘南国際マラソン 振り返り③
目指せ
第1回アテネオリンピック記録
2:58:50 切り
このブログはおっさんのメダリストへの挑戦記録である
21キロ地点からの話ですか・・・ちょうど折り返しが終わってすぐ位だったと思います
今思い出しても、辛い記憶ですね
記者C「あまりにも更新が遅いんで、もう辛いとかそういう気持ちは忘れてしまったかと思いましたが、辛いという気持ちはやはりあるんですね」
えー、ここから先を書くのは辛いですね
まずは
記者A「壮絶なペースダウンですね」
はい
21キロ走っている段階で、右膝がカクンと外れる感覚があったんです
記者B「右膝ですか・・・痛めていたのは左足裏の足底腱膜だったのでは・・・?」
そこなんです
20キロまで、意外なことに足裏は全然意識せずに走ることが出来ていました
会場まで歩いている時は痛いなと感じることもあったんですが・・・
あとで整体の先生に話を聞いたら、両足が痛い所をかばいあって、結局20キロのところでガタがきたのだろうとのことでした
記者C「突然だったんですね」
そう、突然です
右膝が動かなくなってコース脇に立ちすくむこととなりました
ペーサーの銀色の風船が遠ざかるのを眺めながら、何もできない自分に絶望しました
記者A「立ち止まった後、しきりに足を伸ばす動作が見えましたが・・・」
右膝の違和感を感じて立ち止まったが最後、
左ふくらはぎ、右ふくらはぎと攣りまくりの嵐
立っているのもやっとでした
そんな時です
沿道からおじさんが近づいてきて、私のゼッケン番号を見て
「〇〇〇番、なにとまっているんだ!走れ!!速いはずだろ!!!走れ!!!」
・・・って声をかけてくれる人がいて
記者C「あ、それ私です」
記者B「・・・」
記者A「・・・」
・・・・・・・・・・
記者A「ま、まぁ、励ましてもらえたんですね」
良く言えば、そうですね
記者C「『ほら、サブ3の集団がいっちゃうぞ!ダッシュでおいつけ!!』とも言いましたね」
・・・ありがとうございました・・・
その場で足の痙攣がおさまるのを待ってからゆっくりスタートを考えていたのですが、さすがに応援され続けるのも恥ずかしかったので、その場を足早に去る事に・・・
ポケットをさぐっていたら、コムラケアがありましたので、そこで摂取しました
記者B「あれ、持って走るリストにそんなものありましたっけ?」
予定はしてなかったのですが、家の薬箱に偶然入っていましたので、活用させていただきました
おかげで、脚の痙攣が止まった感じでかろうじてジョグで走る事はできました
もうサブ3は無理だけど、疲労抜き・・・そんなつもりでした
『挑戦がおわったなー・・・』って感じで結構悲しい気持ちでした
人からもどんどん抜かれるし、ついていこうと思っても、脚が動かない・・・
でも、走り続けようという気持ちはありましたね
記者A「そして、魔の28キロ地点ですね」
はい、ここから少しだけ上り坂になっていたんですよね
上り坂に入った瞬間、脚が攣る、膝が笑う
そして
右ひじが攣って曲げていられなくなる
わけわからないよ・・・
記者B「ゾンビですね・・・」
はい、ウォーキングデッドよろしくのゾンビさながらの動きで沿道のガードレールにしがみつきました
ウォーキングデッド見たことないけど
前に進むことがつらかったです
記者A「沿道の人からエアサロンパスをかけてもらっているシーンも見られましたね」
はい、助かりました
お姉さんが他が『大丈夫!?これ使って!!』
って、やさしさを感じられましたね
性善説ってのを信じました
記者B「・・・それはけっこうですね。で、それからは?」
続く
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