3段階のギア
目指せ
第1回アテネオリンピック記録
2:58:50 切り
このブログはおっさんのメダリストへの挑戦記録である
私は学生の頃ピザ屋でデリバリー兼メイクを行っていた
「ピザロイヤルハット」といった名前のピザ屋で、全国的に有名な『ピザハット』を意識しているのがよくわかる名前のピザ屋であった
ところで、一般的にピザ屋のバイクと言えばこのような屋根付きのバイクを想像するだろう
これは『ジャイロキャノビー』という名前で、見ての通り屋根付きのため、少々の雨でも濡れることが無い、安心なバイクである
ただ、風が強い日はもろに風を食らい、バイクごと吹っ飛ばされる危険性があるため要注意のバイクでもある
話を学生のバイト時代に戻そう
バイトの面接に受かり、迎えたバイト初日
私は当然、この屋根付きバイクに乗れるものだと思っていた
しかし、店長に言われた言葉はこうであった
店ちょ「しゅう君、キミは中型持ってるからなるべくこれ使ってね」↓
そこにあったのは90ccのスーパーカブ、荷台にはピザの箱が無理矢理つけられていた
当時の私は高校を卒業してすぐに中型二輪免許を取っていた
ピザ屋の他のアルバイト達は原付免許しか持っておらず、スーパーカブは必然的に私の専用機となってしまったのである
私は中型免許を持ってはいたが、原付しか運転したことが無かったため、マニュアルの運転の仕方は教習所以来であったため、最初はかなり苦戦した
そもそもマニュアルのバイクに乗りたくて中型免許を取ったわけではなかったため、このカブを運転できることには微塵も嬉しくなかった
というよりも苦痛であった
だが、仕事は仕事である
週に何度も乗っていればエンストも起こさなくなり、『1速・・・2速・・・・・3速・・・』と恐る恐るギアを上げて走行していたのも、一月もすれば3速トップスピードで国道・県道・農道を60kmでビュンビュン飛ばしたものである
60km/hを出せるのだけは原付と異なり、90ccの特権である
まぁピザの配達で急ぐのが正しいわけではないのだが
おまけにカブは、走行の振動が荷台に直接来るため、ピザがめちゃくちゃになっていないか不安な気持ちになりながら配達をしていた覚えがある
幸いバイトをしていて苦情が来た記憶はほとんどないので、私の日ごろの行いが良かったのだろう
何故突然バイトの話をしたのかというと、それはギアの話をしたかったためである
今日は仕事が19時前に終わったため、走ってきた
昨日も走ったので正直だるかったが走ってきた
走っていると自分には速さの段階が3段階ある事に気が付いた
1~2km→ファースト (5分前後)
3~6km→セカンド (4分40秒前後)
7 ~13km→サード (4分30秒前後)
14~16km→ガス欠
なんと、当時の愛機であるスーパーカブと同じ、3段階である
走り始めは足が重いが、徐々に体があったまり、トップスピードでガツガツ走れる時期がやってくる
このトップスピードというのがサードギアの瞬間である
多少の坂道でもペースを落とさずに登ることが出来た
金メダルに近づくためには、サードギアのスピードを上げて4:00/kmほどにする必要があるだろう
そしてそのペースを維持できる馬力も必要だ
自分のサードギアのスピードを上げ、馬力も得るにはどうしたらよいか・・・
まずは
バイト時代の当時の自分を思い出し、
ピザを注文しようと思う
※特に宣伝の意図はありません
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